5S

使用点近接化

通称「手元化」ともいう。
治工具を使い終わって、はるか離れた所に戻すのでは、勘で戻すというわけにはいかない。そこで、まず工具は使用する場所にもっとも近接するように配置する。とくに段取り用工具等は、段取り地点から足を動かさず、かつ目で見なくとも、大体の勘で工具が取れるように機械の専用とし、かつ使用点に近接させる。また、工具が複数ある時は、段取り作業の順序に従って工具を配列するのがよい。段取りの一発化はなんといってもこうした5Sの整頓が決め手となる。