ムダ発見

ロット待ち

あるロットの仕事はしているが、その工程の作業前後にロットの数量が形成されるまで停滞している待ち時間をいう。物の待ちには、ロット待ちと工程待ちがある。ロット待ちが発生するのは、ロットが存在するからであり、ロット待ちを避けるには、ロット形成の原因をなくす必要がある。
「ロット待ちのムダ取り」には、①離れている工程のライン化を図る、②量産型設備から流れ生産ができる1個造りに向いた小型設備化を徹底する、③切り替え時間の短縮化、④作業バランスの改革と多能工化、多工程持ち化を図る、等の改革がなされている。