在庫管理

死蔵品

Dead Stock デッドストック

倉庫などに在庫されているが、設計変更の発生や製品の生産中止などにより、2度と使われることがなくなった品目とか、保管状況が悪く腐食などで、本来の機能が発揮できなくなった品物を指す。これは、一般にデッドストックなどともいわれ、品物が再び使われることがないことを示している。これに対し、長期間使われないが、生産部品として、またはサービス部品として使う可能性もあり、機能的にも十分使うことができる品目は、滞留品、休眠部品とか眠り在庫およびスリーピングストックと呼び、死蔵品とは区別される。
無計画な設計変更は、死蔵品をどんどん増やすことになる。このため、死蔵化させないよう、長期間使われていない在庫品をいちはやく見つけ、これを積極的に活用することが大切である。